わが国は少子高齢化、人口減少が進む中、医療技術の進歩に伴い、医療ニースが増大しています。
医療需要が増える一方で、医療の担い手不足が懸念されます。
地域の病院として、安心・安全な医療を提供し続けることが一番の課題です。
また、当院で働く看護師は、患者さんに「寄り添う看護」を提供したいと思って入職しています。
「寄り添う看護」とは、患者さん・ご家族の心情を理解し、その辛さを少しでも軽減したいという思いを持ち、患者さん・ご家族の思いに配慮して関わり、信頼関係を築きながら、看護の専門的な知識を活用しつつ親身になって共に考え、患者さん・ご家族のペースに合わせて、一緒に歩んでいくことです。
医療者として患者さんの尊厳を守り、仕事を通して看護師としてのやりがいを感じ、当院の職員として誇りを持てることが、長く働き続けることになり地域の人々の健康と幸福に寄与できると考えています。その一歩として、業務の効率化をはかり、患者さんの近くにいる時間を多く持てるようにし、気になる患者さんに声を掛け、表情の観察をして変化を見逃さないようにしています。忙しい現場ですが、そのような思いや気持ちを常に持ちながら仕事に臨んでいます。
看護部長 認定看護管理者
佐藤 逸
私たちは、患者さんの立場と権利を尊重した医療提供を目的に、身体拘束ゼロを目指し、多職種で活動をしています。
大切なご家族が、安心して入院生活を送ることができるよう組織的に取り組みを行っています。
高齢化に伴い、入院患者さんの7割が高齢者です。入院という環境の変化や治療に伴うストレスで、夜間の不眠やせん妄を招くことがあります。
看護・介護職員を中心に、入院生活を穏やかに過ごしていただくことを目的に院内ディを行っています。
二交代: 日勤8:30~17:30 夜勤 16:30~9:00
看護提供方式:セル看護提供方式
記録:患者状態適応型パスシステム(PCAPS)導入予定